スニーカーの靴紐って、どの穴を通ってどう交差しているか、ちゃんと理解して描いてるかな?
久しぶりに、手本を見ながら描いた後に、手本を見ないで描く練習をやってよう!
練習のやり方を簡単に説明します
手本を見ながら描いた後に、手本を見ないで描く練習のやり方を簡単に説明します。
- 練習したい手本を用意する
- 手本をよく観察しながら描く
- 描き終わったら、手本と、手本を見て描いた自分の絵を隠す。
- 手本と、手本を見て描いた自分の絵を見ないで、記憶だけを頼りに手本を思い出しながら描く
- 手本と記憶で描いた絵を比較する。
一度やってみてほしいのですが、手本を見ながら描いたあとに思い出しながら描くと、かなり脳が疲れます。
だけど、手本を見ながら描くだけよりも、思い出しながら描くことで、学んだことが記憶に残りやすくなるんです。
たとえば英語の単語を覚えるときに、見て覚えた単語を隠して覚えているかどうかテストしますよね。
それのお絵描きバージョンです^^
練習する目的を意識することの大切さ
「記憶で描くのも大変なのに、手本を見て描くときも正確に描かないといけないから、もっと大変そう」
というお声が聞こえそうですが、大丈夫。
手本を見ながら描くときは、形の狂いがないように正確に描く必要はなくて、多少ゆがんでいても問題ないです。
たとえば、手の指の長さがよくわからず、手がうまく描けないので、自分の利き手と反対の手を手本に練習するとします。
親指の長さは人差し指の付け根と第二関節の真ん中あたりとか、小指は薬指の第一関節まで、といったことを観察して記憶に留めることが大切になります。
手本を隠して記憶だけで絵を描くときも同様に、記憶したいところが描けていれば、手本そっくりに描けなくてもがっかりすることはありません。
どんな練習でも、自分が今、何を学びたいのか意識することが大切ですね。
私の場合だと、靴紐がどの穴を通ってどのように交差しているか、靴紐の構造を学ぶのが目的なので、靴全体の形より靴紐をしっかりと観察します。
靴の形はそれほど重要ではないので、後でお見せする私が描いたスニーカーの絵がゆがんでいても、どうか大目に見てください。笑
運命の答え合わせの時間です
記憶だけでスニーカーの絵を描き終えたので、覚えてるかどうか答え合わせします。
ドキドキの瞬間です。
左が見ながら描いた絵で、右が見ないで記憶だけで描いた記憶絵です。
わーい!思ったより再現できてたー!
イラストの練習をしてきた自分の成長が実感できて、とてもうれしくなりました。
記憶で描けたらカッコいいと思いませんか
「資料を見ながら描けばいいので、キツイ練習をしてまで覚える必要はないのでは?」と思うかもしれません。
描く対象の形や構造を記憶しておけば、資料を見ながら描くときのスピードが早くなりますし、見ないで描けるものが増えると、それ以外の重要なものだけ資料を見ればいいので、イラストを効率的に描けるようになるんです。
「ドラえもん描いて!」
子供にせがまれて、何も見ないでささーっと描いたらなんかカッコよくないですか?
練習、やってみませんか?