手本を見ながら描いた後に、手本を見ないで描く練習をやってみた。

イラスト練習法

スニーカーの靴紐って、どの穴を通ってどう交差しているか、ちゃんと理解して描いてるかな?

久しぶりに、手本を見ながら描いた後に、手本を見ないで描く練習をやってよう!

練習のやり方を簡単に説明します

手本を見ながら描いた後に、手本を見ないで描く練習のやり方を簡単に説明します。

  1. 練習したい手本を用意する
  2. 手本をよく観察しながら描く
  3. 描き終わったら、手本と、手本を見て描いた自分の絵を隠す。
  4. 手本と、手本を見て描いた自分の絵を見ないで、記憶だけを頼りに手本を思い出しながら描く
  5. 手本と記憶で描いた絵を比較する。

一度やってみてほしいのですが、手本を見ながら描いたあとに思い出しながら描くと、かなり脳が疲れます。

だけど、手本を見ながら描くだけよりも、思い出しながら描くことで、学んだことが記憶に残りやすくなるんです。

たとえば英語の単語を覚えるときに、見て覚えた単語を隠して覚えているかどうかテストしますよね。

それのお絵描きバージョンです^^

練習する目的を意識することの大切さ

「記憶で描くのも大変なのに、手本を見て描くときも正確に描かないといけないから、もっと大変そう」

というお声が聞こえそうですが、大丈夫。

手本を見ながら描くときは、形の狂いがないように正確に描く必要はなくて、多少ゆがんでいても問題ないです。

たとえば、手の指の長さがよくわからず、手がうまく描けないので、自分の利き手と反対の手を手本に練習するとします。

親指の長さは人差し指の付け根と第二関節の真ん中あたりとか、小指は薬指の第一関節まで、といったことを観察して記憶に留めることが大切になります。

手本を隠して記憶だけで絵を描くときも同様に、記憶したいところが描けていれば、手本そっくりに描けなくてもがっかりすることはありません。

どんな練習でも、自分が今、何を学びたいのか意識することが大切ですね。

私の場合だと、靴紐がどの穴を通ってどのように交差しているか、靴紐の構造を学ぶのが目的なので、靴全体の形より靴紐をしっかりと観察します。

靴の形はそれほど重要ではないので、後でお見せする私が描いたスニーカーの絵がゆがんでいても、どうか大目に見てください。笑

運命の答え合わせの時間です

記憶だけでスニーカーの絵を描き終えたので、覚えてるかどうか答え合わせします。

ドキドキの瞬間です。

左が見ながら描いた絵で、右が見ないで記憶だけで描いた記憶絵です。

わーい!思ったより再現できてたー!

イラストの練習をしてきた自分の成長が実感できて、とてもうれしくなりました。

記憶で描けたらカッコいいと思いませんか

「資料を見ながら描けばいいので、キツイ練習をしてまで覚える必要はないのでは?」と思うかもしれません。

描く対象の形や構造を記憶しておけば、資料を見ながら描くときのスピードが早くなりますし、見ないで描けるものが増えると、それ以外の重要なものだけ資料を見ればいいので、イラストを効率的に描けるようになるんです。

「ドラえもん描いて!」

子供にせがまれて、何も見ないでささーっと描いたらなんかカッコよくないですか?

練習、やってみませんか?

タイトルとURLをコピーしました